その問題は解決しなくていいと気づくことが大事

私の周りには私が解決しなくていい問題が溢れています。

例えば私がレストランのウェイターの人事と教育を任されているとします。
「先輩、新人に挨拶しろって言っても全然しません!」
あなたがとるべき行動はどちらでしょうか?

a. どうやって挨拶させるか考える。
b. 挨拶するのを店のルールにして、従わない人は辞めてもらう。
次からは面接の時に挨拶できる人だけをとる。

こうして文にすると、大概の人はb.だと言います。
しかし、多くの人はa.の行動を取ります。

例えば私がシステム会社のエンジニアの人事と教育を任されているとします。
「先輩、新人に挨拶しろって言っても全然しません!」
あなたがとるべき行動はどちらでしょうか?

a. どうやって挨拶させるか考える。
b. 「その問題はこの仕事を完成させるのと何か関係がありますか?
なければそれは解決しなくていい問題です」と答える。

答えはどちらもb.です。
違いがわかるでしょうか?

1番目はレストランのウェイターです。
レストランのウェイターの目的は店の売り上げを伸ばすことです。
店の売り上げを伸ばすために挨拶は必要なので、
挨拶をできる人だけを雇うわけです。

2番目はシステム会社のエンジニアです。
システム会社のエンジニアの目的は
期日までに要求に沿ったシステムを作ることです。
システムを作るのに社員同士のコミュニケーションが
全く必要ないとは言いませんが、重要度は低い問題です。
つまり、その問題は解決する必要がないということです。

私の周りには私が解決しなくていい問題が溢れています。

あなたの周りにもあなたが解決しなくていい問題が溢れています。

家庭に置き換えてみましょう。
目的が「日曜日を家族でを楽しく過ごす」だとします。

だとしたら日曜日は子どもの食事をバランスよくすることを
考えるのはやめましょう。
子どものリクエストに従ってマクドナルドに行ってハッピーセットを頼み、
子どもも楽しく、親も楽をする。
「日曜日を家族で楽しく過ごす」という目的の達成です。

「バランスの良い食事じゃない!」
「無駄なオモチャが増える!」
というのは目的と合致しないので、解決しなくていい問題です。

そこはストレスに感じずに、目的と合ってないのだから今日は構わない
と割り切りましょう。

仕事でも家庭でも、私やあなたの周りには、
解決しなくていい問題が溢れています。

その問題は解決しなくていいと気づくことが大事です。

なんでもかんでも解決しようとすると、
あちこちに手を出した挙句どれも中途半端に終わります。
できない自分にストレスを感じ、周りからもできない人という評価をされます。

今、目の前にある問題は自分の目的と合っているのかをまず考えること。
もし合ってない場合は解決しなくていい問題です。
放っておいて目的に合う行動を優先しましょう。